今回は、私がメインで使っているザックのミレー プロライター38+10について紹介したいと思います。
●目次
プロライター38+10について
プロライター38+10とはミレー製の38Lのザックです。
特徴と言えば、一般ハイキングではなくクライミングにパラメータを振った作りになっている事です。細部まで、ミレーの拘りを伺う事が出来ます!
一つ目
クライミングに向いてるスリムなフォルムです。クライミング要素の多い山行では、手の動きを妨げるザックはあまり向いてはいません。このプロライターは、横幅がスリムな作りになっており、岩場やアックスを振る場面でも動きを妨げる事がありません。
また、ウエストベルトはよくあるポーチではなく、ギアホルダーがついているので地味に便利です。ただし、ここは使用目的で良し悪しが変わってくると思います。
(ギアホルダーはこんな感じ。クライミングシーンではハーネスを使うので、あまり使用しませんが。)
二つ目
重量1,290gと言う軽量具合です。ただしザックは軽ければ良しではありません。生地の丈夫さ、全体の剛性、容量など大切要素がたくさんあります。このプロライターは、最大48Lでありながら、軽量であり、尚且つしっかりした作りで軽量ザックにありがちなペラペラ具合や剛性の無さを感じることが全くありません。
また、フレームはX-LIGHTER BACK と言う人間工学に基づくシステムで出来ており、多くの荷物をパッキングしても、とても動き易いです!
グレゴリーのバルトロも使うのですが、動き易さが全く違います!!(作られた目的が多少違うのですが。)
(背面の黄色の部分がとても良い役割を果たします!)
三つ目
ピッケルやクライミングロープの装着にしやすさです。
スキーをAフレームで装着出来るようです。(私はスノーボードなのでここは関係ありません笑)
ピッケルを2本しっかりと固定する事が出来、クライミングロープは雨蓋に挟み込む形でコンプレッションストラップに装着出来ます。また、それらを装着した状態でも、サイドジッパーがあるのでダイレクトにアクセス可能です!中から荷物を取り出す時にこれは本当に便利です。
実際使った場面
夏奥穂高テント泊(2泊3日)
まずは、ここが一番驚きなのですが、テント泊でも使えます!!中には、テント、スリーピングマットは勿論、一般的な装備を入れ込みました。38Lのザックですが名前の通り+10L出来ます。このおかげで夏のテント泊縦走なら対応出来ます。外付けしたのは、クライミングヘルメットのみであとはザックの中に入りますので、雨が振ってきても心配いりませんでした。
その代わり、ギアやウェアの1つ1つまで軽量且つコンパクトな物を選択しました!削れる物は削り、食料も少しの予備だけ。少しだけアルパインスタイルに近づけた気がしました(笑)
冬季登攀(ミックスクライミング要素含む)
プロライターの本領が最も発揮される場面では無いでしょうか。外には、クライミングロープ、アックス2本、クライミングヘルメットを付けました。雪も少し振っていましたが、本体に多少の水分は弾くようになっているので、冬季はザックカバーはいりませんでした。(夏山には必ずザックカバーは持って行きましょう。山で荷物が濡れると、その先は”敗退”の2文字しかありません笑)
夏山日帰り
日帰り登山でも使って見ました。岩場もあるバリエーションコースでしたが、日帰りでは流石にオーバースペックでした(笑)何より容量が38Lもいらないですね。。。
しかし、フレームがしっかり入っているので、荷物が少なくても形崩れしない点は高評価です!
日帰り登山には、20Lくらいで十分です!(当たり前。)
まとめ(続く)
プロライターの詳細について書いていきます。
ちょっと長くなってしまったので、次の記事に続きます!