(ザックに付いているオレンジの物体は、アルパインフーディニジャケットです。)
今回は以前書いた記事の「槍ヶ岳」に登った時の装備を紹介しようと思います。
夏山(7月後半)、2泊3日、テント泊縦走。この条件は、登山者の増える夏山の槍ヶ岳の計画を考える際の参考になれば嬉しいです。
特に給水場があるかどうかに関しても記述して行こうと思ういます。
目次
●持って行ったモノリスト
・雨具
(上/下モンベル ストームクルーザー)
・ソフトシェル(Patagonia アルパインフーディニJKT)
・フリース(Patagonia R2ジャケット)
・ザック(グレゴリー バルトロ65L)
・アタックザック(Patagonia アセンジョニスト25L)
・ヘルメット(Black Diamond ベクター)
・ヘッドライト
・テント/フライシート(ICI石井 Gore Light)
・グラウンドシート/ペグ
・スリーピングマット
・ストック×2
・バーナー
・ガス
・コッフェル一式
・カップ
・食料3日分
・水
・ナルゲン(500ml)
・プラティパス(1L)
・ハイドレーション(1.5L)
・行動食
・汗拭きシート
・替えのTシャツ(1枚)
・靴下
・タオル1枚
・12本歯アイゼン(7月とは言え雪の上を歩きました)
装備、持ち物としてはこんな感じです。2泊3日で最終日の昼以外の食料、水を運ぶので割と重めです。(この時は3人分の水を運びました。)
●給水ポイントに付いて
今回は「新穂高コース」と呼ばれるコースに近いルートで登りました。
・初日(新穂高温泉〜槍平小屋)
この間の給水はせず、手持ちの水分だけで行動しました。内訳としては、ハイドレーション1.5L、ナルゲン500ml、スポーツドリンク1L、天然水500mlです。
ハイドレーション、ナルゲンには水を入れています。
・1日目は槍平小屋にテントを設営したのですが、給水場はあります。無料です。
・2日目にテント設営する槍ヶ岳山荘までは給水ができないので槍平小屋で給水しておく事が必須です。
槍ヶ岳山荘では給水できます。ただし1L200円です。また、自動販売機等もあるのでジュースも買うことができます!(下界の倍はします)
・最終日の槍ヶ岳山荘〜新穂高温泉の、給水ポイントは双六小屋がありますが、私は膝が痛すぎて荷物の軽量化を計りあまり給水しませんでした。おかげで、鏡平までで水がつき、川の水を飲みました。(皆さんはしっかり給水しましょう笑)
・アイゼンに付いて
槍ヶ岳山荘〜双六小屋間の所々で雪がありました。私は12本歯アイゼンしか持っていないのですが、簡易アイゼンで対応可能です。雪の状態は、山小屋のHPで随時確認してください。年によってコンディションが変わります。
・アウターについて
行動中は、Tシャツの上にパタゴニアのフーディニジャケットを着て行動し、暑ければ脱ぐといった感じで行動しました。フーディニジャケットは、着ない時は小さく折りたむ事が可能で、ザックにカラビナで外付けできるので非常に便利です。
テントを設営してからは、R2ジャケットを中間着として着ていたので寒さは感じませんでした。
(短パンはパジャマとして使いましたが、今はそれすら持って行きません。
汚いとか言わないで、、、だってテント1人だから笑)
・最後に
今回は、あくまで参考です。計画を立てる際に参考にしていただけると嬉しいです。
しかし、雪の有無や天候の変化で難易度はもちろん変わります。常に最新の情報を収集しつつ、安全で楽しい登山を目指しましょう。