今回は、私がアタックザックとして使用しているパタゴニのアセンジョニスト を使ってみた感想を書きたいと思います。
●アセンジョニストについて
(パタゴニア)Patagonia Ascensionist 30L INBK Sサイズ 47997
パタゴニアからアセンジョニストが発売されたのが2014年。当時大学生だった私は、それを山兼通学用として購入しました!
目次
25Lで約350gという本当に軽量なザックです。ペラペラとした生地かと思いきや、岩などに引っ掛けたとしても破れない丈夫な生地で出来ています。
しかし、極限までクライミングに特化したザックであるがゆえに使い勝手が悪い事もしばしばあります。
ザックの作りはシンプルな構造で、雨蓋にヘッドライト等の小物を入れるポケットがあるだけの、正直一般登山でメインザックとして使う事を考えても、かなり使い勝手が悪いのではないでしょうか。当時はデザインが気に入った理由で即購入したのですが、山に行くとなればパッキングがし辛く、上手にパッキングしないと荷物が背中に当たって痛かったり、フォルムが崩れ格好悪くなってしまいますので気をつけましょう。(35L〜のモデルではフレームが入っているのでこの問題は大丈夫だと思います。)
(アタックザックとして槍ヶ岳山頂も共に)
●使い所
前述した様に、アセンジョニスト25は使い勝手が余りよろしくありません。。。笑
しかし、なぜ私が5年間も使い続けているかというと、それは主にアタックザックとして使用しているからです。他にもザックの中にクライミングロープを入れたアセンジョニストを入れるなどしています。
用途
1、縦走テント泊の際、アタックザックとして使用
アセンジョニスト25Lはフレームのないザックなので簡単に折り曲げることが出来、取り出すと元の形に戻ります。私はそれをアタックザックの代わりに使っています。一般的なアタックザックはもっと軽く、もっと小さくなるペラペラなザックが多いです。その中でも350gという軽量かつしっかりした生地のアセンジョニストはアタックザックにはピッタリではないでしょうか。
2、ザックINザックでクライミングロープを運ぶ
これは癖のある使い方でアセンジョニストでなくても良いと思いますが(笑)
クライミング要素のある登山では、私は基本「ミレー プロライター38」を使用しています。ロープは雨蓋に挟んで運べるのですが、小雨が降っていたり雪が降り積もる環境ですと、ロープに雪が積もってしまったり濡れたりする事もあります。その対策として、クライミングロープを入れたアセンジョニストをプロライター38に入れています!使用後汚れの付いたロープを直接メインザックに入れるのに抵抗があるので何かとお世話になっています(笑)
●まとめ/レビュー
アセンジョニストの良いところ
・軽くて尚且つ丈夫である
・アタックザックとして優れている
・デザインが何よりカッコ良い
悪いところ
・パッキングが難しく日帰りでも使うのをためらう
・価格が少し高めである
私は25Lを使用していますが、夏の縦走やクライミングを見据えて45Lのモデルも欲しいなぁと思いながらなかなか購入に至ってません。(モデルによって色に好き嫌いがでてしまう)フレームがあり形が崩れ辛く丈夫で軽量であれば、最高のザックだと思うのですが、バルトロやプロライターも使い勝手が良いので購入はしばらく先になりそうです。
(バックカントリーの際にスノーボードを取り付けられるのであれば即購入です笑
パタゴニアから最近ディセンジョニスト?というバックカントリーで使えるアセンジョニストの弟分が発売され、店舗に見に行きましたが購入には至らずです。