山と釣り

徒然なるままに山の事、釣りの事を記録します

槍ヶ岳 最終日

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前回記事の続きです。

 

2泊3日の槍ヶ岳遠征「新穂高コース」もいよいよ最終日です。

前日は、槍ヶ岳に登った事とベストポジションにテントを設営出来た満足感で日暮れと共に寝たので、4時頃に起床出来ました。

テントを撤収し、朝食は途中で食べる予定で下山を開始しました。

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その日の下山ルートは上のMap左半分の長距離の道のりとなりました。

槍ヶ岳山荘を出発して、夜明けの雲海を見ながら高度を下げていると前日より続いていた右膝の違和感が、痛みに代わり、鏡平山荘に到着する頃には激痛に変わってました。。。

テント泊装備なので、ザックは約14kg程でしょうか。日頃の運動不足が顕著に現れました(笑)

途中、滑落するとヤバ目な雪のある尾根や、雷鳥に遭遇するなど痛みは紛らわせましたが、最後の3時間ほどは地獄です。。。フラフラ過ぎて、すれ違う登山客にどこからきたの?と心配される始末。

伸縮性のあるテーピング1ロール(25m)を膝に巻きつけ気合いで下山しました・・・

反省・・・

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(滑ったら下まで落ちてしまいます笑)

双六小屋から新穂高温泉までの記憶は、殆どが「日頃からもっと体を動かそう・・・」としきりに反省していた記憶が殆どです(笑)

このコースは常に槍ヶ岳を背負った状態で下山するので、自分がどれだけ歩いたのかがよくわかるコースだと思います。

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振り返るたびに槍が小さくなって行きました。

 

 

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鏡平山荘では、山小屋でラーメンを昼食してとりました。

美味しいはずが、激痛のせいでそれどころではない。。。(笑)

 

何がともあれ、無事下山し宿泊予定の旅館まで車で向かいました!

「草円」という旅館に泊まりましたが、とても綺麗かつ風情のある和モダンテイストの客室で、大浴場もある素晴らしい宿でした。

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アルプス登山は、当時は遠方になってしまうので時間もお金も掛かりますが、その分毎回が記憶に残る登山になっていました。(今は京都にいるので、富山や岐阜まですぐです)

 

まとめ

 そんなこんなで、無事”槍ヶ岳”登頂出来ました。(最終日は全然無事じゃないけど)

小学生の頃読んだ雑誌で、穂高と槍ヶ岳はなぜか記憶に残っており、いつかは登りたいと思っていた山だったので満足です!

 いつか、バリエーションで登れる技術を身につけ、また槍ヶ岳にアタックします!!(次回はもっと短いコースを探して・・・笑)

 

ps.私が行った時はアイゼンは使用しませんでした。(12本歯しかないので重たいのは承知で持って行ったのに。。。笑)

7月中旬ですと、軽アイゼン等は必須になると思いますので、行く時に山小屋のHPを参考にしてください。(双六小屋から槍ヶ岳山荘の間で使用します。)